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「縱目歐亞-空間與人文的對話」課程系列講座-3/12(三)平田茂樹教授Shigeki Hirata(大阪公立大学大学院文学研究科)_從書信看中國古代社會的人際網絡和信息溝通

發佈單位 : 人文社會科學學院 最後更新日期 : 2025-03-11

【縱目歐亞-空間與人文的對話】講座消息

講者:平田茂樹教授Shigeki Hirata(大阪公立大学大学院文学研究科)教授
(中)從書信看中國古代社會的人際網絡和信息溝通
日本語:手紙から見た中国古代社会のネットワークとコミュニケーション
時間:2025/03/12(三) 14:00~16:00
地點:人社二館第二講堂

 

講者簡介:
平田茂樹教授*(Hirata Shigeki),1961年3月生於靜岡縣。1979年進入位於東北大學文學部就讀,學習日本史。1983年3月畢業後,進入東北大學大學院文學研究科,1985年畢業於東北大學大學院文學研究科博士前期課程東洋史專業,獲文學碩士學位;2009年獲大阪市立大學大學院文學研究科文學博士學位。現為大阪公立大学大学院文学研究科教授,是日本目前宋代史研究的代表性學者之一。專長為中國史、政治史與社會史。2012年3月至7月,擔任政治大學歷史學系客座教授,於大學部開設「古代皇帝的統治」、研究部開設「宋代政治結構」課程。

 

主要著作:《科挙と官僚制》(東京:山川出版社,1997)、《宋代政治結構研究》(上海古籍出版社,2010)。主編有《宋代の規範と習俗》(東京:汲古書院,1995)、《宋代社会のネットワーク》(東京:汲古書院,1998)、《宋代社会の空間とコミュニケーション》(東京:汲古書院,2006)、《中國宋史研究的現狀與課題》(東京:汲古書院,2010)等。平田茂樹教授致力於宋代文學、書信、政治空間研究,成果豐碩。

 

平田茂樹教授對這場演講的期待:
この講義では中国古代の人々、とりわけ士大夫階層がどのようにネットワークを駆使して交流し、また共同意識を構築していたかを論じる。具体的には、所謂「書かれたもの」を媒介としながら、宋代士大夫がネットワークを形成し、さらにそのネットワークを用いながら、共同意識を有する「群体」を構築し、その「群体」を基盤としながら政治、経済、社会、文化の諸活動を展開していく様子を説明する。

 現代は 各種のインターネットのsocial mediaを媒介としながら、人々がネットワークを構築し、共同意識を作り上げていく時代である。中国古代においては、印刷、出版文化が隆盛化していく宋代に一つの転機が存在する。この時代は各種の「書かれたもの」が出現し、その「書かれたもの」を媒介としながら、人々がネットワークを構築し、共同意識を作り出した時代であった。

例えば、宋代史料を見ていくと、何らかの「同」を機縁として作られた名簿が散見し、士大夫がこれらを使いながら交流していたことが確認される。科挙の同年合格者の間で作られ、出版される「同年小録」以外に、ともに学校で学んだ仲間うちで作られる「同舎小録」、同僚の間で作られる「同官小録」、さらには宋代の磨勘改官時に作られる「同班小録」、官司において「同官」「同僚」の名を石碑に刻む「題名碑」などが見られる。これ以外にも、官界での推薦、交遊の手段として「雲萍錄」,「薦士錄」、「夾袋録」などの「小録」も確認される。こうした「書かれたもの」は単独で用いられるのではなく、各種の「書かれたもの」が複合的に結合し機能を発揮する。

もう一つ、書信を例として挙げれば、通常、直接的な交際を行う際には「名刺」を差し出し訪問を行うが、間接的な交際の場合、各種の贈り物を付帯する形で書信を送る事例が多い。その中で最も多いのが文学作品、哲学作品、歴史学作品などの作品を相手に送る「行巻」の行為である。この行為の延長として、受け手は「序」「題跋」「記」などを記し、書信に付して送り手に返すことが一般的に行われている。

講義の中では各種の「書かれたもの」を紹介していくが、基本的には「書信」を中心に中国古代社会のネットワークと交流の実態を述べる予定である。

在本次課程中,我將探討中國古代的人們,尤其是士大夫階層,如何運用網路進行交流,並構建共同意識。具體而言,我將圍繞“書寫物”作為媒介,分析宋代士大夫如何形成網络,並利用這一網络構建具有共同意識的“群體”,進而依託這一“群體”,在政治、經濟、社會、 文化等領域展開各類活動。 

當今時代,人們通過各類社交媒體(social media)作為媒介,構建網路並形成共同意識。 而在中國古代,隨著印刷術與出版文化的興盛,宋代成為一個重要的轉折點。 在這一時期,各類“書寫物”大量湧現,人們借助這些“書寫物”構建網络,並形成共同意識。

例如,在宋代史料中,可以見到許多以某種“同”為紐帶編製的名錄,士大夫們利用這些名錄進行交往。 除科舉同年及第者所編纂並出版的《同年小錄》外,還有《同舍小錄》(由同窗在學校中編撰的名錄),《同官小錄》(由同僚之間編撰的名錄),《同班小錄》(宋代官員磨勘改官時所編撰的名錄),《題名碑》(在官署中刻錄“同官”“同僚”姓名的石碑)。 此外,官場中作為推薦和交遊手段的《雲萍錄》、《薦士錄》、《夾袋錄》等“書錄”亦可見。 這些「書寫物」並非孤立使用,而是相互結合,形成複合性的作用。

另一個典型的例子是書信。 在直接交往中,人們通常會先遞名刺表達來訪意向,而在間接交往時,書信往往附帶各類贈品,其中最常見的便是文學、哲學、歷史學等作品,即所謂的“行卷”。 作為這一行為的延續,收信人通常會撰寫“序”“題跋”“記”等文字,並附於書信一併回贈。

本課程我將介紹各類“書寫物” ,但核心將圍繞書信展開,探討中國古代社會的網路構建與交流實態。

※報名網址:跨域自主學習活動暨報名系統(課程修課同學不需報名)
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